この輸入ビジネス儲かるの? 元バイヤーが目利きした輸入商品 【メガネ編】

この輸入ビジネス儲かるの?

輸入ビジネスで起業・副業するにも、そもそも儲かる輸入商品なのかどうか、どうやって判断したら良いのか分からない!と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

そこで、私達の身の回りの輸入商品を儲かるのかどうかという、元バイヤーとしての独自の視点で、さまざまな輸入商品を分析して行きたいと思います。

 

元バイヤーが目利きした輸入商品 【メガネ編】

あまりにも存在が近すぎて、まったく目に入らなかった輸入品を今日はピックアップ。それは、眼鏡…そう、メガネ。パソコンに向かう時、読書する時、TVを観る時など、私はもうメガネ無しでは生きて行けません。

ところで、日本のメガネの市場規模ってどれくらいだと思いますか? 現在、日本のメガネ人口は約7,000万人。なんと国民のおよそ2人に1人以上がメガネを所有している計算です。しかも、高齢化社会の進行によって今後も老視人口の増加が見込まれている上、パソコンやスマホ等のOA機器による目の疲れなどを緩和する機能性メガネや、ファッションアイテムとしての価値も高まっています。今後ますますニーズが高まることが期待されるメガネ業界、市場規模も大きくてビジネスチャンスがいっぱい転がっていそうですよね(笑)

 ちなみに、私が所有しているメガネの多くは韓国製です。実は、韓国で作る度付きのメガネは日本よりもかなり安く、仕上がりも早いため韓国旅行に行く度にメガネを作っていました。 メガネフレームのバリエーションが多く、価格と品質のバランスが絶妙なのです!洋服を選ぶ感覚で、ビジネス用やプライベート用など実用性とファッション性を兼ね備えた自分にピッタリなメガネをどんどん追加していました。 そのため、現在所有するメガネは4本です。サングラスを含める7本… 身体は1つなのにね(笑)

 

メガネ輸入

メガネ市場の隙間

日本にもJIN〇やZof〇のような、性能が高く、お手頃なプチプラメガネは沢山販売されています。 ただ、何となくメガネフレームがどれも似たり寄ったりで、なかなか自分に似合うものを見つけるのは難しいなと感じます。 対して、超軽量や高機能性、デザイン性に優れた個性的でお洒落なメガネは意外に高額。 色やカタチ、デザインで遊び心のある逸品を選ぼうにも、冒険するには価格が高すぎます。 もっと気分や髪型、服装、TPOに合わせてメガネをお洒落感覚で楽しめたらいいですよね。 ということで、もはやメガネは単に視力矯正するツールではなく、使い方も目的も様々です。

個人的には、これから更にニーズが多様化し、細分化していくメガネ市場には多くの市場の隙間があり、ポテンシャルが高くビジネスチャンスは無限大だと感じます。というか、そうであって欲しいですね。

 

輸入ビジネスとしてのメガネ輸入は儲かるのか?

メガネ市場が巨大で、ポテンシャルが高いことはご理解いただけたと思います。でも、輸入ビジネスとしてメガネの輸入に勝算があるのか?ここが一番気になりますよね。そこで、まずは輸入ビジネスとしてのメガネを扱う場合の注意点を解説していきたいと思います。

メガネの種類

メガネといっても実は色んな種類があります:

◆ 近視や遠視、乱視を矯正するメガネ

◆ ブルーライトカット・PC用メガネ

◆ お洒落を楽しむ伊達メガネ

◆ サングラスやUVカットメガネ

◆ 老眼鏡 

など、様々な種類のメガネがありますが、実はメガネは医薬品医療機器等法(薬機法)の一般医療機器に該当します。 厳密に言えば、視力補正用のレンズが付いたメガネは一般医療機器となり、海外メーカーから直接輸入して販売するためには医療機器製造販売業の許可が必要になります。対して、レンズに視力補正機能がなければ薬機法の対象外、つまり一般雑貨と同じ扱いとなります。

一般医療機器に該当するメガネ

視力を補正する機能を備えたメガネは全て一般医療機器となります。例えば、

◆ 近視や遠視、乱視を矯正するメガネ

◆ 度付きサングラスやゴーグル

◆ 老眼鏡 

などが該当します。今では老眼鏡は100円ショップでも販売されている時代なのに、実は一般医療機器なのです。つまり、たとえオモチャのような老眼鏡であったとしても、視力補正機能がついていれば輸入には医療機器製造販売業/製造業の許可が必要となります。厚生労働省の認可を受けない限り、輸入することができないんですね。残念ながら、輸入のハードルが極めて高くなります。

 

メガネ医療機器輸入

一般医療機器に該当しないメガネ

対して、視力補正機能がないメガネは、言ってしまえば単なる雑貨と同じ扱いです。例えば、

◆ お洒落を楽しむ伊達メガネ

◆ ブルーライトカット・PC用メガネ

◆ サングラス

◆ メガネフレーム単体

などが該当します。こちらは、一般の雑貨と同じ扱いですので、輸入のハードルが一気に下がります。

 

一般医療機器に該当するメガネを輸入する方法

一般医療機器に該当するメガネを輸入するために医療機器製造販売業/製造業の許可を受けるには、人的および設備投資も含めて極めてハードルが高くなります。では、個人事業主やスモールビジネス、ましてやこれから起業する方が一般医療機器の輸入ビジネスを始めるのは無理なのか…とガッカリしそうですね。 でも、諦めるのはまだ早い!!! 

実は、一般医療機器の輸入を可能にする方法があります。 それは、医療機器の輸入代行サービスを活用することです。 医療機器製造販売業/製造業の許可を取得している企業を輸入元として、輸入を代行して貰うのです。 不可能を可能にする、こんな抜け道、もとい正攻法(笑)が存在するんです。もちろん、合法です! 

一般医療機器に該当するメガネを輸入するための手段は探せば何とかなりそうですね。

 

メガネの輸入ビジネスは儲かるのか?

最後に、メガネの輸入ビジネスは儲かるのか?ここが一番知りたいところですよね。

医療機器の輸入代行サービスを活用して輸入できたとして、果たして儲かるビジネスになるのかどうかを客観的に考える必要があります。

そこで、メガネの輸入に掛かるあらゆるコストを事前にある程度把握しておくことが大切です。貨物の輸送費は重量や容積によって都度変わるため正確に把握するのは難しいですが、それでも商品そのものの価格に加えて、概算でも輸送費、通関費用、保険料、関税、そして医療機器の輸入代行サービスへの手数料(サングラス等の視力補正機能がないモノは不要)などの諸費用をリストアップして、最終的にメガネの仕入値がいくらになるのかを計算してみます。その上で、〇%の利益を乗せるといくらの小売販売価格になるか?ここを事前にしっかりとシュミレーションして、利益を確保しておくことです。逆に、この見通しが甘いと、想定外の費用が発生するなど、せっかく儲かるハズのビジネスも儲からなくなります。

つまり、メガネの輸入ビジネスは儲かるのか?の答えは、どこまでしっかりシュミレーションして想定外に備えているかに因るということですので、準備の手間は惜しまないことですね。

 

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最後に、これから輸入ビジネスや貿易で起業したい、もしくは今よりさらに利益率を高め安定したビジネスにシフトしたい方に嬉しいお知らせです。

私のこれまで20年以上に渡り専門商社で輸入事業に携わり、商品企画開発やバイヤーとして蓄積してきたリアルな知識や経験等を元に、高利益率を確保するための商品選びのヒントやビジネスの組み立て方を分析し、分かりやすくまとめたスペシャルな一冊、2022年度版 輸入ビジネスの最新トレンドマニュアルをただいま特別無料でお届けしています。是非受け取ってくださいね。

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